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「反省」は「させるもの」じゃなくて「する」ものでしょ?

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「反省」は「させるもの」じゃなくて「する」ものでしょ?

近所のスーパーに買い物にしに来た時のこと。

「謝りなさい!」とすごい剣幕で怒る母親らしき人と息子らしき人がおりました。

どうやらその母親らしき人の息子が別の子にぶつかったようです。

うん、それで謝れと。

 

状況を一部始終見た訳ではないので、どちらが悪いとかはどうでも良いのです。

涙を流しながら声を抑えている男の子は、母親の「謝りなさい」という命令に抵抗して何を考えていたのだろうな?って思ったんです。

だって明らかに不服そうだったんですよ。

「僕だけが悪いんじゃない」とか
「そっちの子がぶつかってきた」とか
「わざとじゃないし」とか
「とりあえず謝れってお母さん何も知らないでしょ!」とか

心の内では何か考えていたかもしれません。

 

お母さんの方は「ごめんなさい、大丈夫ですか?」と向こうの親御さんに謝りつつ、向こうの子には「ごめんね~、痛くなかった~」って謝っている。

丁度、向こうの子にお母さんが謝った時に男の子が声を上げて泣き始めたんです。

色んな感情が噴出したんだろうな、と察しました。

 

男の子にも言い分があるのに、謝りなさい!で押し付けて、納得のいっていないまま反省させられるのは気持ちの良いものではありません。(かといって他人の子にぶつかっているというシチュエーションだったので、早急な対処が求められましたが)

たった数分の出来事でしたが、高度な心理戦を見せられたような気分でした。

 

反省後の謝罪

 

私はそんな出来事を見た後に普通に買い物を続けていたのですが、その子が裏を通り過ぎて、ぶつかった子の所へ駆け寄りました。

「ごめんね」

と一言だけ言ってまたお母さんの元へ帰っていきました。

私はハッとしました。

「この子はようやく、納得のいった反省が出来たんだ」って分かったのです。

 

たった一言でしたが、心のこもった謝罪だと思います。

謝罪というのはかくこうあるべきと年端もゆかぬ少年に教わったのです。

 

大人の謝罪

一方、大人の謝罪というのは形式が重要です。

心がこもっているかどうかは「形式+α」の加点方式であり、そもそも形式が出来ていなければ「誠意が足りない」と言われ落第です。

謝罪については色々なマナーがありますが、「まずは謝れ」って嫌なセリフがありますよね。よく営業さんが「俺は悪くないけど謝ってくる」と特攻隊のような面持ちでお客さんの元に行くことがあります。

こういった「悪くないけど形式的に謝る」のが大人のスタンダードです。

ここに菓子折りなんかのプラスアルファがくっついて謝罪のクオリティを高めようとすることがあります。

 

そんなことを思い出しながらあの子の謝罪を思い出すのです。

 

大人って謝罪に誠意こもってますかね……?

間違った人が全て謝るのも違いますし、代表となる人(例えば営業さん)が謝りにいくのも仕方ないことなのだとは思うのです。
全部形式ばって謝罪しないと上手くいかない世の中なのも分かりますがね。

大人って謝罪の前に反省しているんですかね……?

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