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教えたことが出来ない!って部下を嘆く上司は無能なワケ

投稿日:2017年11月3日 更新日:

こんにちは、そーさんです。

ようこそ、今回は「部下の無能さを嘆く上司の無能さ」というパラドックスに挑みたいと思います。

 

どんな人間にも「初心者」という状態は存在いたします。

そのため、私は始めてやることには寛容・寛大のつもりです。

初めてのあいさつ。
初めての仕事。
初めての上司。
初めてのプロジェクト。
初めての部下。

色んなはじめてに出くわしますが、その中でも「上司と部下」については特に繊細な関係であると思います。

たとえ私が寛大でも、この仕事にとって重要な上下関係をないがしろにすれば部下が会社を辞めてしまったり、凄惨なことになります。

元無能上司として語らせてもらいましょう。

 

◆なぜに「無能な上司」は「部下の無能」さを強調するか?

以前クソ上司をまとめた記事がありましたので、先にご紹介しておきましょう。

「いるいる!」とか「こうはなるまい……」とか思ってくれれば、この記事の役目は達成です。

 

上司を殴りたいあなたに贈る、クソ上司or有能上司タイプ別一覧

 

平たい暴言をぶつけるなら「無能な上司」は自分の事しか考えられないお子様です。

「部下へ攻撃」をして、くだらない承認欲求を満たしているだけです。

問題は「そのことに誰も気付いていない」ことなのです。

 

大抵の上司は部下を攻撃していることに気付かない事はおろか、しっかりと導いていると確信しているのです。

部下の方は「社会とはこういうものだ」とか「この人はこういう人だ」という諦めが入りつつも如実にダメージが入っていきます。

 

◆「部下への指示」「部下へ教える」という事を勘違いしている。

私は基本的には「部下」には手取り足取り全て教える必要はない。と思っています。

というか無理です。

毎日変化するような職場では、マニュアルあっても無茶だと思います。

つまり「部下は学ぶ姿勢が求められる」訳ですが、ここを勘違いしている上司が多いと感じます。

 

●学ぶ姿勢が求められる部下への仕打ち

部下に教える時のダメな例の代表的なものを挙げれば「教えている最中はメモを取れ!」です。

教えている内容はセミナークラスの内容でもなければ、確かにメモしきれる内容でしょう。

しかしながら、そのぐらいの内容であれば自分でささっとメモを用意して部下に渡してやるぐらい出来るでしょう。

 

なぜ知識量に生じているのに、メモを取らせるのか?

乏しい知識の新人に正しいメモが取れると確信して、わざわざミスを起こす可能性がある教え方をしている事も理解できません。

 

結局のところめんどくさいからまとめるのはやってくれ、って言うのが大きいでしょう。

さらに言えば、「何を」「どう」伝えるかを即興で決めている可能性も高いです。

 

そんな思い付きのレクチャーで部下に「学ぶ姿勢」を求めるのは傲慢です。

上司は部下のために時間を割いていますが、逆に部下も上司のために時間を割いて聞いているという自覚が必要でしょう。

 

◆部下を甘やかしすぎじゃない?

甘やかすとは、遅いと思った時点で仕事を取り上げたり、難しそうだと判断した少しだけレベルの高い仕事を回さないとか「部下を成長をさせない働き」のことです。

過保護な上司の元では部下は堕落していくでしょう。

これもまた無能な上司と言えます。

 

甘やかすのと導くのも混同しないで頂きたい。

 

山本五十六が言っていた通りです。

「やって見せて、言って聞かせて、やらせて見て、ほめてやらねば、人は動かず。」

 

これは甘えとは違います。

このぐらいは導く範囲なのです。

 

「技を盗む」とか職人の域の話でなければ、このぐらいの指導は必要でしょう。

(私自身、職人の技の伝承方法には懐疑的ですが……)

 

◆厳しい上司でもダメ、優しい上司でもダメ

ミスを叱りつけて部下のモチベーションを下げてもダメ。

 

「なんでミスしたの?どうして分からなかったら聞かないの?」
なんて聞くのも無能。

指示をどう解釈したか?どう受け取ってしまったか?なんて問題ではなくて、初めて行うことは「わからないことがわからない状態」であるから「全てが分からない事」になるため聞けないのです。

自分が初心に立ち返るとともに、「上司自ら様子を確認しにいく事」が重要なんじゃないですかね。

 

仕事を回さず、部下の負荷を極端に減らすようなのもダメ。

先ほども言いましたが、「部下の成長を妨げてはいけません」

難しい内容で、失敗してしまうかもしれないという事を加味し、フォロー出来るようにしなければなりません。

部下に仕事を回さないのも自分の首を絞めていく愚行ですし、部下に過度に仕事を回して潰してしまうのはもっと愚かです。

 

厳しくてもダメ、優しくてもダメ。

全てはバランスなのです。

 

◆教育体制を本当の意味で敷けるのは上司

会社が用意した教育体制があると思います。

「やってく内に覚えろ」(OJT)とか「マニュアル化」(研修)とか、さまざまです。

多様な環境の中で、知識や技術の伝承は古代から昨今まで脈々と受け継がれてきました。

ですが、いつも教えるのは直属の上司です。

本当の意味での教育は上司にかかっているのです。

 

上司もさらに上の命令の元、部下を教育する立場にありますが、上下関係抜きにすればそれは人間と人間のお話です。

人間はミスしますし、完璧じゃありません。

「一度聞いたことを忘れるな」とか無理な要求を部下に出している上司の話を聞くだけで脳みそついているのか?と疑わしくなります。

ミスもしますし、教えた物事の吸収率も違います。

「知識の土台」も違ければ、声のかけ方一つとっても受け取り方が違うのです。

 

ここまで長々と使って、何が言いたいかというと「もう少し人間に話しているという認識を持った方が良い」というアドバイスです。

 

◆まとめ

えらそーに言いましたが、私も元無能上司です。(すまなんだ)

無能だったからこそ、部下がミスったときの苛立ちも分かりますし、教えることについて真剣に考え直そうと思えました。

人間は失敗して、成長して、失敗して、成長して、それでも永久に不完全な生き物です。

 

もし、部下に教えることがあったらこれだけは覚えておいてください。

それは部下ではなく一人の人間を相手しているということを。

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