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【メメント・モリ】スポーツによって夫の死を乗り越えた話

投稿日:2017年7月23日 更新日:

こんばんわ、そーさんです。

 

今回は「夫に先立たれてしまった方」からお話を頂きました。

 

60代の方ですが、若い時よりも悩みは尽きず、修正が効きにくく、応用が効きやすい年齢です。

 

お金や健康、余生の過ごし方、子供の問題、遺産問題……。

 

一番辛いのはやはり「パートナーとの死別」だと思います。

 

 

 

一体どのようにして、夫の死を乗り越えたのでしょうか?

 

 

それではどうぞ。

 

 

夫が入院後、わずか50日で亡くなった

私は60代です。

5年前に主人を癌で亡くし、今は1人暮らしをしています。

 

主人の病は最初は体調が少し悪い程度でしたが、あまり風邪もひいたことのないような元気な人でしたので、珍しいこともあるものだ、と思っていました。

 

 

 

深刻には捉えていなかったのですが、友人のお医師に頼んで総合病院に紹介状を書いてもらいました。

 

私は主人に付き添いで病院に向かいました。

 

本を読んでいると「奥さん診察室に入ってください」と言われ、「背中に軽い黄疸(おうだん)が出ているので、明日から検査をしてみましょう」と言われ、入院しました。

 

それから入院して50日で主人は旅立ってしまいました。

 

主人の死後、マラソンによって辛さを克服

あまりにも突然のことで私は何も手につかず、仕事もしばらく休ませてもらいました。

 

半年間位は外に出ることもなかなかできない状態で泣いてばかりいました。

 

そんなある日、私の状態を見かねた友人が私をウォーキングに誘ってくれました。

 

早朝、朝日を浴びながら歩くのは心の靄が薄くなったような気がしました。

 

1か月くらいウォーキングをしたら、走り出したくなりました。

 

朝は若者を始め年配の方まで走っておられました。

 

私も見よう見まねで走り出しました。

 

あとから思えば、運動経験のない私にはほんと馬鹿な挑戦だったと思います。

 

1㎞走るのもたいへんで、息は切れ、ハァハァです。

 

でも、走っていると不思議に頭の中からは靄が消えていました。

 

寂しいとか辛いとかいう思いは全く消えているのです。

 

走るのはきついけれど、この悲しみを一瞬でも忘れられるのはとても幸せなことでした。

この感覚に助けられ私は走り出しました。

 

タイムとかとても遅いけれど、距離も伸ばせるようになりました。

 

友人の勧めで、ラン・クラブにも入れてもらいました。

 

ラン・クラブは職業もさまざまでしたし、年齢層も幅広く、私を温かく受け入れてくれました。

 

最初は、3㎞くらいの大会を見つけ走っていましたが、昨年は加古川フルマラソン、隠岐の島ウルトラマラソン50㎞、丸亀国際ハーフマラソンにも参加をし、完走することができました。

 

走ることに集中できることで、悲しみや寂しさを少しずつ克服できるようになりました。

 

クラブの仲間も温かく、次第に笑顔も出るようになりました。

 

時間はまだまだある

でも、時々は、現実の厳しさに心が折れることもあります。

 

パソコン・インターネットなどもすべて主人が設定などしてくれていました。

 

また、経済的にもこれからやってくる老後の資金などどのように工面してよいのやらわかりません。

 

こんな大きな問題に直面すると、やはり、落ち込んでしまいます。

 

でも、以前ほどに心が閉ざされてしまうことが無くなりました。

 

フェイスブックの友達も増え、楽しいお誘いも時々あります。

 

まだまだこれから1人で生活していく時間はたっぷりありますが、何とか頑張っていこうと思っています。

 

管理人からの一言(まとめ)

 

人というのは出会ってしまったら、必ず別れが来ます。

 

 

出会ったときからそのことを覚悟しなくてはなりませんね。

 

と言っても私は覚悟なんて出来ている方ではありませんでした。

 

後から覚悟出来たと言って良いかもしれませんね。

 

親戚が次々に亡くなっていく経験

 

数年前のこと、親戚のお世話になった方々が毎年一人ずつ亡くなってしまうという三年間がありました。

 

無力感と、何か手を差し伸べてあげたいと思っていました。

 

それなのに皆さん最後には笑って「大丈夫だ、十分生きた」とおっしゃっていました。

 

死期を悟った人間というのは、凛としていて、尊厳をもって死を受け入れていると感じさせました。

 

「ああ、なんて顔してくれるんだ」と思いましたね。

 

その人からは安らかなのに、強く、それでいて感謝の念が溢れていました。

 

最後の最後には正しい表現か分かりませんが、「良い死を迎えて欲しい」と祈っていました。

死を享受したのです。

私も、彼らも。

 

それから、死が彼らにやってきました。

十分に時間をもって、ゆっくりと。

 

おかげで私はあまりショックを引きずらないで、その後の生活を送れています。

 

メメントモリ、死を受け入れる方法

 

死を受け入れる方法は様々です。

 

視点を別に向けてもいいですし、死に目を向けてもいいです。

 

何か別の事で気が紛れるのであれば、そうするべきです。

 

死について考える事で、死の恐怖を緩和することも出来るでしょう。

 

一番やってはいけないのは、死を恐れ、囚われることです。

 

 

あなたは「死を受け入れながら生きる」という運命を背負っているのです。

 

ゆめゆめ忘れませんよう。

 

 

 

 

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